「もっと飛ばしたい。でも方向性は失いたくない」そんなゴルファーの願いを、3Dプリント技術とチタンの融合が叶えました。精密設計された構造が、驚くほどの飛距離と安定性をもたらします。
3Dプリントは、デジタルデータをもとに粉末チタン層にレーザー熔射し1層0.03mmピッチのチタンを約3000層積み上げてヘッドを成形する技術です。金型やプレス機械を使用せず設計データから直接物体を作るため、複雑な形状でも製作が可能だけでなく様々なメリットがあります。
1. 設計自由度の工場
従来の金型やプレスを使った生産方法と異なり、粉末チタンの積層構造の為デザイン面だけでなく内部構造の設計
自由度も増し重心配分の適正化が可能になります
2. 高強度、軽量化
溶接部や異素材との接合部分がないシームレス構造であることから、軽量化にも効果があります。
また溶接時や鋳造時に見られるポーラス(気泡)のない金属組織が密で高強度のヘッドを作ることができます。
3. 無駄のないエネルギー伝達
3Dチタンプリントヘッドは、金属同士の溶接や異素材との接合部が無いシームレス構造である事から、ヘッドを全体的に撓ますことができます。
またインパクト時のエネルギーを無駄なくボールへ伝える事ができ、球を押し出す様な感じになり、CT値を高めずに飛距離性能を向上できます。